2011年8月8日月曜日

焼酎のお話・・・その3

突然ですが、縁って本当にあるものですねぇ。そして本当に不思議!?
・・・この話は、1年以上前までさかのぼるのですが、
ある日曜日の早朝、早起きしてしまった私は何気なくテレビのスイッチを入れると、
まもなく芋焼酎をテーマにした番組が始まり、私は当然ながら興味をひかれ最後まで見通しました。
産地発!たべもの一直線』って番組だったと思います。そのなかで、年配のいかにも経験豊富なって感じの杜氏の方が出演されており、訥々とした喋り口で焼酎造りについて語られていました。後半に入りホストの永島敏行ら出演者とその方が、実際にその芋焼酎を飲んでみる場面を見て、・・・いやあ!こりゃあ旨そうだ!ぜひ俺も飲んでみたいって強く思ったのでした。
ただし、例の国営放送の番組だけに、メーカー名や商標等が特に出てこないなかで、私の印象に残った唯一のキーワードは、試飲の時に出てきた瓶のラベルに垣間見えた「千代」とか「八千代」とか(?)いう文字だけでした。「八千代」といえば、私の地元に同名のホテルがあります。記憶の中にそのキーワードを留めておくために、私の脳内でそのホテルとダブらせて覚えておこうと考えたのでした。
それ以来、積極的に探そうとまではしないまでも、酒屋や酒量販店に寄るたびに「千代」とか「八千代」とかの文字のついた銘柄をなんとなく探すのが習慣となっていたのです。
それから1年以上たっての今回の旅ですから、潜在的には心の中にあったものの、特に、「八千代」とかの文字がついた蔵元ありませんかって尋ねたわけではないのです。「工場見学してみたいのですが、どこか良い蔵元をご存じないですか?」って・・・尋ねたのです。
尋ねた先がたまたま、「朝倉酒店」さんだったこと。朝倉さんの3軒隣のガソリンスタンドにたまたま寄ったこと。朝倉さんがまず思いつかれたのが、この蔵元だったこと。ご自分ですぐに電話を入れてくださったこと。3連休だったのに(この日は憲法記念日でした・・)この蔵元が営業してくれていたこと。
・・・・・たどり着いてみたら、まさにそこは・・・私が心の中で探していた「八千代伝酒造」だったのです!!。
まるで出会うずっと前から「赤い糸」で繋がれていたみたいでしょう?
・・私は驚き、うろたえました。
って、うろたえやしません・・嬉しかったです(笑)。

今、改めて調べてみますと、あのテレビに出演されていた朴訥とした杜氏の方こそ
名匠「吉行(よけ)正己」氏だったのです。
有名どころで言いますと、「伊佐美」(甲斐商店)、「さつま・佐藤」(佐藤酒造)、「前田利右衛門(黄麹)」(指宿酒造協業組合)黒糖焼酎の雄「れんと」(奄美大島開運酒造)などは、この方が杜氏として携わっておられます。その吉行氏を平成16年秋、杜氏として迎え復刻「八千代伝」を誕生させ現在に至るそうです。ちなみに吉行さんは、平成21年11月に本格焼酎業界初となる「現代の名工」を受賞されました。

そこでそこで!!・・・
私が購入しましたのが・・・・・・この3本↓↓↓

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少し話が長くなりました・・・・・・・・(笑)
≪次回へ続く≫

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